アースデイはプラントベースで!地球にやさしい食事の効果とは?

たった1日の選択が、地球にこんなに優しい理由

こんにちは。
4月22日は「アースデイ」――地球環境について考え、行動しよう!という日です。

でも、環境問題って少し遠い話に感じることもありますよね。
そんなときこそ、自分にできる「身近なこと」から始めてみるのがおすすめです。

その一つが、「今日なにを食べるか」という選択。
実は、たった1日でも動物性食品をやめて植物性の食事にすることで、想像以上に地球にやさしい影響を与えることができるんです。

この記事では、

  • なぜプラントベースが地球にやさしいのか?
  • 数字で見る、1日のプラントベースの効果
  • アースデイに動物性食品が出てしまう背景
  • 今できる、小さな実践アイデア

について、やさしく解説していきます。

 


目次

数字で見る。たった1日のプラントベースの力

1人が1日だけでも、動物性食品を植物性に置き換えた場合の環境負荷はこんなに変わるんです。

項目プラントベースにすることで減らせる量(1人1日)
水使用量約4,000リットル(牛肉中心の食事との比較)
CO₂排出量約9kg(車で約25km走行相当)
穀物使用量約20kg(畜産動物の飼料に使われていた量)
森林破壊約3㎡の保全につながる(放牧・飼料用伐採分)

出典:Cowspiracy / UN FAO などの調査より

 


なぜ、こんなに大きな効果があるの?

なぜかというと、畜産という産業は非常に多くの資源を必要とし、環境に大きな影響を与えているんです。

■ 水資源の消費が膨大

動物を育てるには、飲み水に加えて飼料を育てるための水、加工や洗浄に使う水など、たくさんの水が必要です。
ハンバーガー1個をつくるのに、約2,500リットルもの水が使われていると言われています。

■ CO₂などの温室効果ガス排出

動物性食品の生産は、飼料の生産・輸送、家畜の呼気(メタンなど)、畜舎のエネルギーなど、さまざまな過程で温室効果ガスを排出します。
植物性食品と比べて数倍〜十数倍の排出量になることもあります。

■ 穀物の大量消費

畜産動物を育てるためには、人間が直接食べる以上の穀物が必要です。
牛肉1kgを生産するには、最大で10kg以上の穀物が消費されることも。

■ 森林伐採の加速

南米では、家畜の放牧地や飼料用大豆の畑をつくるために、アマゾンの森林伐採が進行中。
私たちの食卓の選択が、遠い国の自然破壊に関わっているという現実もあるのです。

 


それなのに…アースデイイベントにお肉が出てくるのはなぜ?

環境問題のためにプラントベースの食事をするのが良い、と言う情報は広まりつつも、
実際のアースデイイベントなどでは、まだまだ動物性食品が提供されていることもあります。
これにはいくつかの背景が考えられます。

  • 畜産の環境負荷についての認知がまだ低い
  • 「肉がないと満足できない」という固定観念
  • 多様性への配慮という理由ででメニューが限定できない
  • 飲食ブース側が売上減を恐れている

地球環境のためにこそプラントベース!の認識が広がり、人々が選択していくことで、年々変わっていくことと思います。
私たち一人ひとりが、知識をつけ、根本的に環境問題へとつながるアクションを、していきたいですね。


今すぐできる、小さなアクション

難しく考える必要はありません。
まずは「できるときに、できるだけ」で大丈夫。

たとえば、アースデイ当日はこんな工夫から始めてみてはどうでしょうか?

  • 朝はオートミールやスムージーやフルーツでスタート!もしくはご飯にお味噌汁派??
  • お昼はお肉の代わりに豆腐や大豆ミートの丼にしてみる
  • 夕食は家族で“野菜たっぷりおかず”を楽しむ
  • イベントに行くなら、プラントベースのメニューを選ぶ

あなたの1日の食事選択から、未来の環境を守ることにつながる。
その実感を、ぜひ体験してみてください。

 


まとめ:アースデイこそ、“食事”を見直すチャンス

私たちが毎日繰り返している「食べる」という行為。
その積み重ねが、地球の資源や生態系、未来の子どもたちの暮らしに影響しています。

プラントベースの選択は、特別な人だけのものではありません。
誰にでもできる、やさしくてパワフルな環境アクションです。

ぜひ今年のアースデイは、「なにを食べるか」を通して、地球への思いやりを形にしてみませんか。

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