ビリー・アイリッシュ 来日公演でもヴィーガンが話題に!母もプラントベースで活躍中!

8月に日本でも公演を行ったビリー・アイリッシュ。世界的に人気のアーティストで、ヴィーガンとしても知られています。実は彼女のお母さん、マギー・ベアード氏もヴィーガン、プラントベースの活動を展開しています。
ビリーの話題の料理のニュースや、母、マギーさんによる素晴らしい社会支援団体の活動をご紹介します。

目次

【SNSで話題】ビリーが「ドバイ発スイーツ」をヴィーガンで再現

日本でも話題になっている、ドバイ発のチョコレートバー。
ドバイチョコと呼ばれています。
もともとは乳製品が含まれているものですが、ビリーが「ピスタチオ・クナファ・バー」として、をヴィーガンチョコレートで冷やし固めて作り、SNSに投稿したことで話題になりました。

✔ピスタチオスプレッド・・・ピスタチオをバター、ペースト状にしたもの

✔クナファ・・・中東で人気のお菓子。小麦と水から作られた麺状の生地

実は、このようなビリーのプラントベースのアイデアは、母・マギーさんから受け継がれています。

ビリー・アイリッシュの母、マギーの活動

ビリーの母、マギー・ベアードは女優をしながら、社会支援団体である「サポート・フィード」 Support+Feed を立ち上げ、プラントベースの食品の世界的な需要・供給を促進することで、環境を守る取り組みをしています。
多数の非営利団体やレストランと協力し、栄養豊富なプラントベース食を地域社会へ提供しながら、食と気候変動のつながりも発信しています。

母・マギーの乳製品不使用カッテージチーズ

マギーはプラントベースで作るカッテージチーズのレシピをSupport+Feedの公式ページで紹介しています。

豆腐やプラントベースヨーグルトを使った、約15分で作れる簡単なカッテージチーズのレシピで、木綿豆腐などの硬めの豆腐を使うのがポイント。植物性ヨーグルト、または植物性ミルク(オートミルクか豆乳)をレモン汁と塩で少し加えて酸味をプラスするものです。
トーストやフルーツボウル、ベイクドポテト、手軽なディップなど、朝食からおやつまで幅広く使えます。
プラントベースのカッテージチーズに加えて、ビリーの母マギーが作る、家庭的なプラントベースの料理、とくにホリデーの定番料理は家族にも大好評です。

家族との食事も!人気はマッシュポテト&マッシュルームグレービー

ビリーの一家では、家族の集まるホリデー時のメニューの定番、マッシュポテトもプラントベースで絶品!
マギーの作るレシピはただのマッシュポテトではなく、濃厚で手の込んだ一品です。
じゃがいもとヴィーガンバター、オーツミルク、ポロ葱、キャベツを混ぜて潰し、マッシュポテトを作ります。
さらにグレービーソースは、炒めたマッシュルームと醤油、残しておいたマッシュポテトを加え、濃厚なグレービーソースに仕上げるのだそう。

ビリーが ロサンゼルスマガジン誌の記事の中で、

「ヴィーガン料理を食べるのに、ヴィーガンの人でなくても良い」と語り、母・マギーが作る料理は誰もが一緒に楽しめる食事だと、話しています。
そしてビリーの食事の選択は、家庭だけにとどまらず、アリーナ級の影響力になっています。


ロンドンO2アリーナで実現!ビリー・アイリッシュの全プラントベース公演

ビリーのロンドンのO2アリーナで行われた6夜連続の、“Hit Me Hard and Soft: The Tour” では、
会場内の売店すべてが、プラントベースの食事のみ。
売店では、プラントベースのストリートフードなどが販売されていました。
2万人規模の会場が全てプラントベース食を提供するのは、開催地にとって大きなチャレンジでした。
そして会場内のロビーや売店エリアでは、エコビレッジやサステナビリティのメッセージも展示されていました。

日本公演でもブースでヴィーガンについての展示!

そしてその後、世界ツアーは日本にも。
2025年8月に日本で開催されたコンサート では、ベジプロジェクトジャパンがブースで参加しました。
会場では、ベジプロジェクトジャパンのブースが出展され、ヴィーガン食が動物や環境を守ることに繋がることをわかりやすく説明した動画、リーフレットの配布、ヴィーガンの波を一緒に作るメッセージを書く企画が実施されました。
また、ビリーとゲストのためのケータリングでもプラントベース食がふるまわれました。

ビリーの「ドバイチョコ」作ってみよう!

世界ツアーも大盛況となったビリー。
ビリーのドバイチョコ「ピスタチオ×クナファ×バー」の人気はさらに広がり続けています。ドバイチョコを簡単にプラントベースでも作れる、ということで、実際に作って夢中になる人続出中!
ビリーが投稿したTikTokのレシピは、特別な材料を使わず、家庭にあるもので再現しており、チョコレートのテンパリングやツヤのある仕上がり、切りやすさまで工夫されていました。
このレシピは簡単にアレンジが可能で、ナッツバターやダークチョコレート、柑橘類の皮などを加えても楽しめます。

ビリーは動画の最後に、「側面がうまく焼けなかったの」と軽く冗談を言いながら一口食べ、
「完全に崩れちゃったけど、信じられないほど美味しかった」と語っています。

崩れちゃっても美味しい!手作りのプラントベースなドバイチョコ、あなたも作ってみませんか。



参考、引用サイト

世界で最も有名なプラントベースの情報誌「VegNews」より
引用記事:https://vegnews.com/billie-eilish-dubai-chocolate


ビリーの母の団体 Support+Feed公式サイト
カッテージチーズのレシピページ

ベジプロジェクトジャパン公式Instagram 

執筆:Kayoko Wang
オーストラリア・タスマニア在住。ベジライフデザイナーとして活動中。

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