動物学者ジェーン・グドール博士が逝去 

ー共に力を合わせれば、わたしたちは世界を変えれる。
 恐れや憎しみを、少しずつ
思いやりと愛に変えていくことができるのです。
 愛を、すべての命にー



2025年10月1日。動物学者・環境保護活動家として有名な、ジェーン・グドール博士が亡くなられたニュースは世界的に大きく報じられ、研究者や活動家、有名人から多くの追悼の声が寄せられました。

グドール博士は、チンパンジー研究を通じて「動物にも心がある」という概念を科学に根づかせ、人間と自然のつながりを見つめ直すきっかけを与えた方です。
そして、晩年は環境問題や平和活動にも力を注ぎ、「思いやりと行動の連鎖」が世界を変えると伝え続けてきました。


2025年6月には日本にも訪れたばかりだったグドール博士ですが、2025年10月1日、カリフォルニア州での講演ツアー中に自然原因で亡くなったと、彼女の設立した ジェーン・グドール協会より公式に発表がありました。
彼女はロサンゼルスで静かに息を引き取り、91歳でした。

「50年ほど前、皿の上のポークチョップを見て、これは恐怖、痛み、死を象徴していると思いました。それがきっかけで、私は肉を食べるのをやめました。それで、すぐに、私は植物性中心(プラントベース)の食生活に切り替えたのです。」

グドール博士は、プラントベースの食生活に切り替えた理由を語っていました。

「肉を食べるのをやめると、すぐに体調が良くなり、体が軽くなりました」
とも語っており、それが彼女の活動と長く健康的な生活の基盤になったと言われています。

1月にナショナル紙のインタビューでは
「健康のためだけヴィーガンになったわけではありません。倫理的、そして環境のためにも、ヴィーガンです。」
語られていました。

グドール博士の心のこもった力強いメッセージは、多くの方達へ、引き継がれています。

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